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よくあるご質問
Q:ミルシートとは
A:鉄鋼メーカーが発行する鋼材の品質を証明する書類です。「検査文書」「検査証明書」「品質証明書」「Inspection Certificate」「Mill Certificate」…等の呼ばれ方があります。
Q:ミルシートに関連する業務とは
A:品種や用途によって違いがありますが、発行側では、特に紙の場合、印刷、仕分け、封入、郵送…等の業務が関連します。また受領側では、特に紙の場合、仕分け、転記(登録)、保管、検索、裏書、並替、ファイリング、封入、郵送、郵送状況確認、鋼材現物との紐付、鋼材ラベルや納品書といった他書類との照合…等の業務が関連します。また大量の紙がバケツリレーされる関係上、これらの業務がサプライチェーン横断で発生しており、トータルの業務コスト・負荷も大きくなっております。
Q:ミルシート電子化とは
A:日本鉄鋼連盟 鉄鋼流通情報化委員会の下部組織である「鉄鋼EDIセンター」が「鋼材検査証明書(ミルシート)電子媒体標準(以下、『電子化標準』)」において規定している電子媒体の仕様、受渡方法、あるいは需要家・流通事業者の手順を踏まえながら、ミルシート電子化に向けた取り組みが行われております。
Q:ミルシート電子化に取り組む意義とは
A:労働人口の減少をはじめとするマクロ環境・外部要因はもとより、国内鉄鋼産業の競争力向上、及びサプライチェーンの強靭化を追求していく必要性・危機感がございます。また特に昨今、鉄鋼業をはじめとする国内の製造業における人手不足が深刻化している中で、人手不足の解消や、紙が電子化された場合のCO2削減インパクト等、大きな意義がございます。
Q:ミルシート電子化の現状の課題とは
A:ミルシートをスキャンしPDF化すること、AI-OCR等の技術で文字データ化する取組は、作業負荷や精度の観点で課題が残ること、また企業間でバケツリレーする業務を抜本的に解決できるものではないと認識しております。
Q:Mill-Boxで解決する課題とは
A:サプライチェーン横断で紙のバケツリレーをするミルシート業務を解決します。またそれを、AI-OCRのみならず、鉄鋼メーカーが提供する検索用メタデータも活用して、実現します。
Q:他の電子文書管理ソフトとの違いとは
A:文書の検索・保管・整理などの業務効率化、ペーパレス化による管理コストの削減、情報の属人化の防止…等の一般的なメリットに加え、ミルシート特有の高度な検索性、ミルシートに付随する業務との連関性・連携(鋼材現物、納品書、添付書類)…等をユーザーの方々より評価頂いております。
Q:Mill-Boxの料金体系は
A:月額のサブスクリプションフィー(サブスク利用料)をお支払い頂く形になります。ミルシートの取扱枚数や、ご利用される機能に応じた価格体系がございますので、お問い合わせ下さい。またMill-BoxはIT導入補助金の対象でもある為、補助対象となる企業様に於かれましては、同補助金の活用も可能でございます。
Q:Mill-Boxのユーザーは誰か
A:鉄鋼メーカー、商社、問屋、加工業者、鉄骨ファブリケーター、ゼネコン…等、ミルシートに関連する業務をされている事業者様全てにご利用頂くことが出来ます。各事業者様で必要になる機能を取捨選択して、便利にご利用頂くことが可能です。また鉄鋼・ミルシートに限らず、文書管理ソフトとして多くのお問い合わせを頂いておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
Q:基幹システムとの連携は必要か
A:基幹システムとの連携は不要です。既に多くの企業様と、API連携をはじめとする手法でMill-Box連携の実績がございますので、お問い合わせ下さい。